「じゃあ、裏庭で食べましょ」
裏庭に着くとあまり人が
いなくて、静かだった
緑が多くてすっごく
綺麗だった。
「で、何があったのよ?」
芝生に腰を降ろしながら
綾ちゃんに聞かれた。
「実は…」
すべてを話し終わると
綾ちゃんが少し笑った
「良かった、別に転校しないんでしょ?」
「うん!だってこの高校だって頑張って入ったのに」
「私は、愛美がまだ賛成できないなら私の家に来なさいよ」
と微笑んだ。
「ありがとう!でも、ママの選んだ人だから、頑張ってみるね!」
「それがいいわ!話しならいくらでも聞くし」
わたしは綾ちゃんの
おかげで大分楽になった
そして午後の授業を
受け終わって、
昨日と同じように
玄関に向かった。
