世界は真っ黒だった。そのせいで、僕のまぶたは開いているのか、それとも閉じているのか、自分でもわからなくなっていた。
音もない世界。死ぬってこう言う事なのかな、って思ったりもした。
ゆっくりと時間が流れるのがわかる。僕はその時間の流れに身を委ねた。