『星~!』


入口あたりから、あたしを呼ぶ声が聞こえ、振り向くとやっぱりそこには玲於那がたっていた。


右手を大きくあげてあたしに手をふっている。


あたしも小さくふりかえすと、奏斗君に別れをつげ、玲於那の方へとむかった。


その時。
あたしは気付かなかったんだ…。

奏斗君の











鋭い視線に――――