扉をあけると、目の前には沐が。


「なっ、どぉしたの?」


『百花さんが遅いからよんできてって。』


「え?あっ、ごめんね;」


彗『早く行こうぜ-』


彗寝癖できてる。
なんか一緒にすんでるとこうゆうの見れるし。

新鮮。


沐『行こう?』


「え!?」


沐があたしの手を取って歩き出す。


彗『おい。なに気安くさわってんだよ。』


機嫌の悪そうな彗の声。

でも沐は何も気にしなさそうに、

沐『たまにはいいでしょ?』

と言って、あたしの手を離そうとはしなかった。