『ごめん!玲於那;』


夏なのに。
そんな走ってこなくても;

って思うくらい、星は息が上がってた。

星って足速いから、相当ダッシュできたんだろぉなぁ。


「大丈夫だょ♪それょり。はい。」


『ハンカチ。ありがとぉ!!』

星にハンカチを渡して、俺たちは電車に乗り込んだ。

ちょっと茶色い星の癖のある髪。
サラサラで柔らかくて、俺はいつも電車の中で触ってる。


こぉしてると、変な奴寄ってこないし、一石二鳥★

毎日思うけど、星を見る男の視線。
ヤバィだろ;

俺もジロジロ見られるけど、星も相当見られてる。

多分気づいて無いんだけどね;