ドキドキ逆ハーレム?! ~その後の二人~

時間はそんなにかからず、駅に到着した。


通勤時間より少しずれてはいるが、やっぱり平日の朝は人が多い。


そして、さっきから改札を通るだけなのに、何人もの視線を浴びた気がする;


隣には、何も気にしない様子の玲於那。

ちょっとは気にした方がいいと思うんだけど…;



駅から出ると、眩しいくらいに日がさしていた。

只今午前9時。


んー。と伸びをする。


『よし!星!!行くよ!』


「え!?ちょっ!」


玲於那は周りの視線なんか完璧に無視して、あたしの手をひいて大学へと向かった。