ドキドキ逆ハーレム?! ~その後の二人~

「おはよ玲於那!!」


『星!今日講義ある?!』

いきなりすごい勢いで話しかけてきて、あたしは一歩後づさる。


「き、今日はないから図書館で勉強しようと思ってたんだけど…;」


彗はあたしたちとは乗る駅が違うから、もういなかった。

『じゃぁ今日彗の大学行かない!?』


「ぇえ!?」


玲於那が何を考えているのかよく分からなくて、あたしは首をかしげる。


『彗の大学にね?俺の友達がいるの!そんで、会いに来い!って言われたから…』