『入れるよ?』


ズズッ…


さっきの指とは比べ物にならない物が入ってくる。


「ひゃっ!!」



色っぽい声ではない、悲鳴のような声が出る。

それを聞いて彗はクスッと笑った。


だんだん激しくなるにつれて、快感を覚える。

でも恥ずかしくて気持ちいいなんて言えるはずもない。


ただあたしはされるがままになっていた。



「も…だめ…っ」


上から彗の汗が垂れてくる。


『っ…俺も…』



意識が遠のいていくなか、ハッキリ覚えていた言葉。


『愛してるよ』