「卓馬くん、早く元気になるといいな」 「ありがとうございます。それじゃあ…」 「海砂忘れないでほしい。距離ゎ置くけどお前の事嫌いになったわけじゃないから。」 「はい…」 「じゃあな」 「さようなら…」 だんだん小さくなっていく車をずっと見ていた。 少しだけ涙で霞んでいた