今日も仕事に追われデスクワークをしていた私に課長が書類を持ってやって来た。
「これお願い」
ふと見るとまた付箋紙が貼ってあった。【今日仕事が終わったら公園の駐車場で待ってて】
振り返ると課長はカバンを持って社外へ出て行く所だった。この間の返事の件かなぁ…?その日は会社が終わるまで仕事が手に着かなかった。仕事終わりのチャイムが鳴った。夕方帰ってきた課長をチラリと見たがまだパソコンとにらめっこしていた。帰り道の途中にある公園の駐車場に私は車を止めた。しばらくして課長がバイクでやって来た。急に胸がドキドキし出した。
「ごめん、待たせて」
「大丈夫です。どうしたんですか?」
私は課長に尋ねた。
「この間の話どうかなと思って…あれからもっと好きになったみたい。こんなおじさんが若い子捕まえて話す事じゃないかもしれないけど、信用出来ないかもしれないけど本気なんだ」
私はあらかじめ準備していた答えを話した。
「歳は離れていますけどお友達としてなら…」
「良かった。しつこくて嫌われるのかと思ってた。有難う。出来ればお友達から…がいいんだけどな。また誘ってもいいかな?」
「あ…はい。」
かくして社内の2人の秘密は始まった。
「これお願い」
ふと見るとまた付箋紙が貼ってあった。【今日仕事が終わったら公園の駐車場で待ってて】
振り返ると課長はカバンを持って社外へ出て行く所だった。この間の返事の件かなぁ…?その日は会社が終わるまで仕事が手に着かなかった。仕事終わりのチャイムが鳴った。夕方帰ってきた課長をチラリと見たがまだパソコンとにらめっこしていた。帰り道の途中にある公園の駐車場に私は車を止めた。しばらくして課長がバイクでやって来た。急に胸がドキドキし出した。
「ごめん、待たせて」
「大丈夫です。どうしたんですか?」
私は課長に尋ねた。
「この間の話どうかなと思って…あれからもっと好きになったみたい。こんなおじさんが若い子捕まえて話す事じゃないかもしれないけど、信用出来ないかもしれないけど本気なんだ」
私はあらかじめ準備していた答えを話した。
「歳は離れていますけどお友達としてなら…」
「良かった。しつこくて嫌われるのかと思ってた。有難う。出来ればお友達から…がいいんだけどな。また誘ってもいいかな?」
「あ…はい。」
かくして社内の2人の秘密は始まった。


