「親、心配しねぇのか?」 「うん、大丈夫」 そう言ったらアラ君は何かを悟ったみたいで喋らなくなった。 「そういえば、何歳?」 「23。」 「うそぉ!!」 私はアラ君の方を見た。 23って・・23歳!? み、見えない・・・ 「何だよ、おっさんて言いてぇの?」