「彩ノン!?大丈夫?」 教室に入り自分の席で机に顔を伏せてると春香が心配そうに声をかけてきてくれた。。 「熱あるんじゃないの?顔真っ赤だよ!?」 「ぁ…ぁ…うん。大丈夫」 正直話すのもダルい。。 たぶん熱はあるとは思う。本当は休まないといけないんだけど、就職活動が本格的に始まる今、1日たりとも休みたくはない。。 「うっす!」 「あ、雅紀、おは☆」 「あ〜雅紀、おはよー」 熱で意識がもうろうとしそうになってると、雅紀が教室に入ってきた。