次の日

「行ってきまーす」

「おい、弁当忘れてるぞ」

「あ、ごめん」



外へ出ると

「かっ…和真?! 」

「びっくりさせてごめんな。俺もあの服飾学校の生徒なんだ」

「デザイナーとか志願してんの? 」

「まーな」

「あたしもデザイナー志願だけど、服装ジャンルがゴスロリなんだ」

「あー、わかる」

「(何で男が…)」

「俺はロックスタイルの服をデザインしたいなーって」