だんだん、みんなは本当に私を必要としているのだろうか、みんなは私を友達と思ってくれているのだろうかと不安になっていきました
ふと、そんな不安を部活の副顧問の先生に漏らしたことがありました
私、友達いないんですよ
そのようなことを口にしたと思います
その時私は先生に何と言ってほしかったのか今でもわかりません
そんなことないよ、あなたにはたくさん友達がいるじゃないか、あなたはがんばっているじゃないか
そのようなことを言われれば少しは不安が消えたかもしれません
でも、先生が言った言葉は予想もしなかった残酷な言葉だったのです

