セツナラブレター



中学を卒業したあと、私は友人づたいにですが、アドレスをききました。

毎日のようにメールをしていたことを覚えています。



返信がくるかドキドキしながら携帯を握りしめていました。あなたもそのときの私のような気持を味わってくれていたのでしょうか。



メールしているだけで幸せでした。しかしいつの間にか、メールをしなくなっていきました。




何ででしょう。




本当はわかっていたのに自分でもわからないフリを続けていたのです。





あなたの笑顔を初めて見たときから思ったのです…いいえ、わかっていたんです。



私は、この人のことを好きになる。




と。