白衣の悪魔のキスの味

すると案の定…



「あぁ…コレ…は…」



「うっ…うん。」



「お前…好きだろ?」



目の前には、ニヤリと悪戯な笑みを浮かべる先生がいて…



「うっ…うん。…好き…だよ…?」



「じゃあ、んな顔すんじゃねぇよ。素直に喜べ。」



「っ!!」



口元をヒクつかせる、あたしの頬を片手でペチペチ叩くと、



ムギュっと抓ってきて…



………



うん。



好き…だよ。



確かに、チュッ○チャ○スのイチゴ味は大好き…だよ。



でも…



「んだよ…」



「………」



「なんか文句あんのか?」



「………。」



キスしてくれると思ってたのに…



唇に触れた瞬間、



キス…って思ったのに…



………



キスじゃなくて、アメなんだもん。



そんなの、あたしじゃなくったって拗ねちゃうよ。



頬を抓られたまま、プイッと顔を背けると、



期待したのに…



すっごく期待したのに…



「先生の…バカ…」



「は?」



ピクッと眉を上げる先生をチラ見しながら、ぷぅっと頬を膨らませた。