そして、夕飯を食べずに潤君は家を出て行った。

リビングテーブルには、山になった玉子焼きが、そのまま…


「美味しいじゃない…」

『玉子焼きにはたっぷり砂糖をいれろよ!』

そう言っていたのを思い出したのに…