冷やかな視線と、冷たく感情のない声が返って来たかと思うと、部屋を出て行こうとする。 俺は手を掴み 「真珠…」 「触らないで!」 掴んだ手を払い除けられてしまった。 「真珠、何をするんだ…」 視線を合わす事なく 「私は潤君の何?」