時計はまだ日付をかえていなかった。

「ありがとう真珠」

もう一度唇を重ね…

そのまま、お互いの温もりを感じる様に肌を合わせた。

何かが欲しい訳ではない。

真珠からの言葉だけで、今の俺は十分に満たされていた。