「キャ!」

目を開けた俺をビックリした顔で見たまま

「起こしちゃった?」

「いや、起きてた」

真珠の顔が真っ赤に染まっていくのが、薄ら明かりの部屋でも分かるくらいだ。

「ずるいよ潤…」

真珠のうるさい唇を俺の唇でふさいだ。