恋する ラブラブパール  〜潤の心〜

「お前は知らなくて良い」

子供に言い聞かせる様宥める様に手で真珠の頭を撫でていた。

不安そうな顔が、いつもの真珠に戻って行く。

「時間だ…そろそろ帰る」

着替えている間に、真珠の顔は寂しそうに泣き出しそうな顔へと変わっていた。

「明日からは、暫くここへは来れない」