学校にも慣れてきたある日

「はぁ……」


私はため息をついた


「どうした?」


澪ちゃんが不思議そうに私を見る


「なんでもないんだ…」

作り笑いをした


「いつでも相談のるからな」


そう言って私の頭をぽんぽん優しく叩いた


(心配してくれてるんだ…)


「ありがとぉ!!でも大丈夫だから!!!!!」



「そうか…ならいいがな」



澪ちゃんが優しい笑顔を向けてくれた