あの告白から3週間がたっていた……


(はぁ…あれから3週間もたってるのにろくに話だってしないし…私達って本当に付き合ってんのかな…?)



「ねーーさーん!!!」


1階から純の声が聞こえ急いで階段をおりた


「呼んだ?」


「うん。ねぇさん宛にこれ」


純から渡されたのは一枚の封筒だった


「なんだろ…これ…?」


中をあけて読んでみると


「なんだった?」


「なんか…小学校のころの同窓会のお知らせみたい」


「行くの??」


純が詩音の手紙をチラッとみて聞いた

「う……ん。みんなと会いたいし…行こうかな♪」


「わかった。じゃあ…夕飯はいらないね」


詩音は手紙を大切そうにしまった


「うん。ありがとね。純!」