道行く人は、私を冷たい眼差しで見る。



正直つらい。



けど、




これで、淕くんへの思い、少し減ったかな?
消えかかったかな?


なんて、思うと全く苦じゃないの。





おかしいのかな??





「ハァ....ハァハァ」



さっきの叫び声で、息は途切れ途切れで、
まともに息も吸えない。

声も枯れた。



このままじゃぁ、何があったのか、
問い詰められるよ。




嫌だよ。



この思い。





私の中にしまい込むの...。




私ですらその封印が解けないように。





強く強く封印が解けないように、
その思いが出てこないように。




しまうの。