懐かしいあの夏の日

廊下を通るたびに

探していた

一つ年上のあなた

名前も何も知らない人


好きという感情も

よくわからない

まだ子どもの私


淡い想いが

胸でくすぶっているんだ


教えて?

あなたの事


これが恋だと信じたい

淡い私の初恋


何も話せなかった

ただ想うだけだった

幼い恋心


想うだけの懐かしい日々

それがあの頃の

私の精一杯で