「まったく最近の高校生(がき)は何を考えているんだか…。」
刑事はため息混じりにそう呟き頭を掻いた。
「そういえば、未解決の夫婦殺害事件がありましたよね。兼山東は何でもその犠牲者の息子だという話です。」
もう一人の刑事がそう告げる。
「そうなんですか。根岸さん。」
頭を掻いていた刑事がそう根岸先生に問いかけた。根岸先生は刑事の顔を見ずに無表情でうなづいた。
「ほう。なぜそんな犠牲者の子がこんな真似を…。」
「さあ。私にもわかりません。」
根岸先生は刑事の顔を見ないように窓際の方を向いた。
「兼山という生徒は普段どんな生徒だと思われますか。」
さらに刑事は質問する。
「そうですね。ご両親が亡くなってからはそれはもう荒れた生活を送っていたようです。私は担任ではないので詳しくはわからないですがね、かなり他人に迷惑をかけていました。」
淡々と根岸先生は刑事に向かって話した。
「そうですか。わかりました。」
帰っていく刑事の後姿を見ながら根岸先生は不吉な笑みを浮かべていた。
「私、思ったの。根岸先生って人間の皮をかぶった悪魔なんだって。いつもニコニコしていい人を装っているけど中身は本当の悪魔だわ。やっとあなたが言っていた意味がわかった。」
落ち着きを取り戻した彼に私はゆっくりと喋り出した。
刑事はため息混じりにそう呟き頭を掻いた。
「そういえば、未解決の夫婦殺害事件がありましたよね。兼山東は何でもその犠牲者の息子だという話です。」
もう一人の刑事がそう告げる。
「そうなんですか。根岸さん。」
頭を掻いていた刑事がそう根岸先生に問いかけた。根岸先生は刑事の顔を見ずに無表情でうなづいた。
「ほう。なぜそんな犠牲者の子がこんな真似を…。」
「さあ。私にもわかりません。」
根岸先生は刑事の顔を見ないように窓際の方を向いた。
「兼山という生徒は普段どんな生徒だと思われますか。」
さらに刑事は質問する。
「そうですね。ご両親が亡くなってからはそれはもう荒れた生活を送っていたようです。私は担任ではないので詳しくはわからないですがね、かなり他人に迷惑をかけていました。」
淡々と根岸先生は刑事に向かって話した。
「そうですか。わかりました。」
帰っていく刑事の後姿を見ながら根岸先生は不吉な笑みを浮かべていた。
「私、思ったの。根岸先生って人間の皮をかぶった悪魔なんだって。いつもニコニコしていい人を装っているけど中身は本当の悪魔だわ。やっとあなたが言っていた意味がわかった。」
落ち着きを取り戻した彼に私はゆっくりと喋り出した。

