「うっ、お願いよ。やめて…。」
気づくと両目からは涙が溢れていた。
「先生、泣いてんの?大丈夫だって俺らが慰めてやってるじゃん。」
彼らの手は休むことなくどんどんエスカレートしてゆく。とうとうシャツが脱がされブラジャーが露になる。そして一人の生徒の手はスカートの中へ伸びた。
「ひっ。やだ、やめて。」
理性を失った彼らにはもう何を言っても聞こえていなかった。聞こえてくるのは荒々しい息遣いだけ。私はショックで気を失いそうになった。その時だった。
ガラッと戸を開ける音がしてその方に目をやると彼、兼山東が呆然としてこちらを見ている。そして顔を真っ赤にして激情した。
「何やってんだー!てめえら!!」
いきなり彼は私を組み敷いている一人に殴りかかった。何度も何度も血が溢れてそこら中に飛び散る。私は正気に戻り彼を制止した。
「兼山君!やめて。」
彼に抱きついて必死に止めた。そして彼が動かなくなると数人の男子生徒たちはそそくさと出て行った。
「先生!」
彼は私を有無も言わさず抱きしめるとその腕に力をこめた。苦しかったが彼の愛情が痛いほど伝わってきた。そうして私はその温かい腕に自分の腕をからめた。
「先生ごめんな。守るって言ったのにこれじゃあ全然守りきれてないな。」
「兼山君…。いいのよ。何もされてないもの。来てくれて嬉しかった。ありがとう。」
中野樹里はドアの隅で拳を強く握り締めながら二人の様子を監視していた。そしてもう一人監視していた男性教師も。
「今日はどうしたんですか。急に学校であんなことを言ったりして…。」
あの事件があった直後、私はとても疲れていたが気を振り絞って根岸先生の自宅へ訪れた。
気づくと両目からは涙が溢れていた。
「先生、泣いてんの?大丈夫だって俺らが慰めてやってるじゃん。」
彼らの手は休むことなくどんどんエスカレートしてゆく。とうとうシャツが脱がされブラジャーが露になる。そして一人の生徒の手はスカートの中へ伸びた。
「ひっ。やだ、やめて。」
理性を失った彼らにはもう何を言っても聞こえていなかった。聞こえてくるのは荒々しい息遣いだけ。私はショックで気を失いそうになった。その時だった。
ガラッと戸を開ける音がしてその方に目をやると彼、兼山東が呆然としてこちらを見ている。そして顔を真っ赤にして激情した。
「何やってんだー!てめえら!!」
いきなり彼は私を組み敷いている一人に殴りかかった。何度も何度も血が溢れてそこら中に飛び散る。私は正気に戻り彼を制止した。
「兼山君!やめて。」
彼に抱きついて必死に止めた。そして彼が動かなくなると数人の男子生徒たちはそそくさと出て行った。
「先生!」
彼は私を有無も言わさず抱きしめるとその腕に力をこめた。苦しかったが彼の愛情が痛いほど伝わってきた。そうして私はその温かい腕に自分の腕をからめた。
「先生ごめんな。守るって言ったのにこれじゃあ全然守りきれてないな。」
「兼山君…。いいのよ。何もされてないもの。来てくれて嬉しかった。ありがとう。」
中野樹里はドアの隅で拳を強く握り締めながら二人の様子を監視していた。そしてもう一人監視していた男性教師も。
「今日はどうしたんですか。急に学校であんなことを言ったりして…。」
あの事件があった直後、私はとても疲れていたが気を振り絞って根岸先生の自宅へ訪れた。

