遅い初恋

「オォー!一歩前進しましたねぇ~美理さ~ん。」

「金本美理、16歳。頑張りましたぁ!」

美理はおどけながら敬礼をしている。そんな美理に海砂も敬礼をして

「私、高杉海砂は、金本美理さんの今度のご発展を心より期待しております!」

2人はクスクス笑いながら大空を見上げた。
雲ひとつない空は、とても綺麗な青色をしていた。

しばらくすると、体育館から先生や生徒が出てきた。