豪華の朝食を済ませて着替えた。




着替えも全てメイドさん任せ、まるで着せ替え人形。



鏡に映る自分が別人に見える。




いきなり現れた美晴が、孫にも衣装だなとバカにして笑う。




『二千翔今日は一緒に出掛けよう、中嶋には先に大学に寄って貰うからね。



西田といれば何も心配はいらない。』




玄関には西田さんがもう乗った車がいた。




『中嶋先二千翔と西田を大学まで頼む。』





「分かりました、社長。」




やだなぁ、緊張する。




西田さんはモデルさんみたいな綺麗な人で、




思わず見とれてしまう。