『二人の結婚式は盛大にやるからな。



美晴の親父さんの銀行関係者から、政界、芸能界、ざっと1000人は呼ぶつもりだ。』




『末永もそれでいいな。』



「あぁ、全て早乙女に任せるよ。俺は仕事以外はてんで駄目だからな。」




『もう、あなたったら何でも、哲也に任せっきりなんだから。』




「いいんだよ。美佐さん、俺との達明と気の知れた幼馴染みなんだから。」




『嫌早乙女財閥の雅也には頭が上がらないよ。』




「昔から仲が良かったわよね、優里!」




「そうね、私たち四人はいつも一緒にいたわね。」




四人は仲の良い幼馴染みだった。




いつまでも楽しい話が続いた。




『今日はホテルに部屋を取ってあるから、遅くなっても大丈夫だよ二千翔。』