百余りの機関砲が火を噴き、俺の頭上から鉄の雨が降りそそいだ。

『うぉっ!えっ?ちょっ!なんでっ?』

その中の数発を背中に喰らったが奇跡的に痣で済んだ。

『ちっ!』

舌打ちしやがって。こいつ俺を消す気じゃないのか?

トモエは再び押し入れ部屋に戻って行った。

『あの日に帰りてえな…』

俺は意味もなく黄昏れた。黄昏れまくった。

『そう、空も黄昏れていたのでした…』

カツーンッ

俺の頭にプラスチックのケースの角が直撃した。

『うっるせえです!ワタクシの眠りを妨げるなです…zz』

自分勝手な奴だ。俺のひと時とゲーム機をぶち壊しにしといてよく言うぜ。いっそ、奴の顔に落書きしてやろうか?

まあそんなことしたら文字通り殺戮されちまうからしねえけどな。

そんなこんなで一日が終わり、俺も就寝する時間(午前2時位)がやってきた。明日は学校が休みだから久しぶりにどこか出かけるかなとか思いながら眠りについた。

余談だが、夕食時になるとトモエは何処かに出かける。もしかしたら突撃となりの晩御飯でもしてんだろうか?

まあどちらにしても、そろそろ家族にこいつのことを言わなければならないだろうが。