トモエは疲れたのか眠りこけてしまった。

俺はベッドの上に居られると邪魔なので押し入れ部屋(コイツが勝手に四畳半に拡大しやがった)の布団に寝かし、新作ゲームを楽しむことにした。

一時間ほどして、トモエが起きてきた。

『ん…ワタルさん何してるですか?うあっ!こんのケダモノまたエッチいゲームしてるです~!』

何処からともなく取り出した巨大な鉈で俺の愛機(MSとかの方じゃなくてゲーム機)を粉砕した。

『まてよ、別にいかがわしいゲームじゃないって。だの恋愛ゲーなんだよ!』

トモエは凄い形相で

『嘘だっ!』

なんか某ノベルゲーのヒロインみたいな感じでキレて俺に向かって何処からともなく取り出した馬鹿でかい竹槍の先に剃刀の刃が接合された武器で突進してきた。

『大和魂ぃー!』

『ギャーー!』

何とかして避けた俺に更なる危険が襲来した。天井がひっくり返り、無数の銃口が現れた。

『フフフ…かかったですね。こんなこともあろうかと仕込みマシンガンをセットしていたのですよ!』

こんなこと滅多にねえから!

『ファイヤー!!』

ズダダダダダダダダダダッ!