どうやらこのトモエという名の幼女、俺のような童貞を支援する組織じみた連中の一員らしい。

『あっ!まさかワタクシを食べようなんて考えてませんよね?イヤラしいですう!』

『いや!考えてないから!勝手に人を変態に仕立て上げんなよ。』

『このペドフェリアン!マジキモいんですけど~…』

コイツはマジで憎たらしい。容姿で+100だとしても-に0が8個つくくらい憎たらしい。

『ちなみにワタルさんは小学校の修学旅行で深夜女子の寝室に忍び込み、下着などを盗み出した経歴がありますね?』

『ちょっ…敏腕の刑事かよ!なんでそんなの分かんだよ。あれは秋吉君にしか言ってないハズ…』

『ああ!坊主頭の少年が札束を渡すと口を割ってくれましたよ。』

あんのクソハゲぇ!そうです。僕は優子ちゃん達の部屋に潜入していろいろと私物を盗みました。

ちなみにその後は薔薇色のひと時を過ごしました。

『キモいです…ケダモノ以下です…あああもうっ!』

ガキョーンッガキョーンッ

トモエが何処からか取り出したアタッシュケースの中から36口径マグナムを取り出して俺に向かって引き金を引いてきた。

穴のあいたガラス窓を摺り抜け電信柱にヒットした。

『今のはわざとハズしたです…次はその汚い脳髄に撃ち込んでやるです…』