絶望的な夜

耐え難い屈辱を

天に託された


暴力 ナイフ 笑い声


何も考えられないから

思い出を犠牲に

涙と一緒に

捨てた

唯一の救いは

君の甘い匂いが

微かに 漂っていた事


「あたし

ここで、待ってたんだよ。」


何度も 何度も

君に助けを

求めたけれど

それは

願っても 報われない

僅かに残ったのは

衝動に駆られた 囁き

踏み躙られた 愛情

無意味な 恋