好きな人は初恋から君へ



ガチャ



「「ひろーい!!」」



真ん中にはキングサイズのベッドと大型テレビにふかふかソファーに奥に扉が2つあった。


それでも部屋は広々としており軽くあと10人以上は入れるくらいの余裕がある。



「僕は隣の秋人の部屋にいるから。じゃ」



そぅ言い残し明は出て行った。




「金持ちよね」


「うん」


今更だが秋人は世に言う坊ちゃんなんだろな。



「さて、と…着替える?」


「ここから着替えて海行くの?」



「だって夏生くんもその方が楽だって言ってたじゃないの」



月は持ってきていたカバンをベットの上に載せ荷物を広げだした。


「そっか………え゙。月ちゃんそれって」



「じゃーん!新しい水着♪」



月の手には黒いビキニだった。


「そっそれ着るの?!」


「もちろん♪茜はぁ〜?」


「…私は、これ」



茜はカバンから黄色のワンピース型の水着を取り出した。



「んー…可愛いけど。子供っぽいような…」


「いいの!」



私、月ちゃんみたいにスタイル良くないし…


胸だって小さいし…



「えー…でもぉ……お?」


「えっ?」





月は茜のカバンからはみ出したピンク色の布を引っ張り出した。