明日は

「どうしたの?」

 子吉沢はパジャマ姿の父親を唖然と、見るしかなかったのだ。

「帰ってきたんだ!」

 父親は家に入ってきた。

「入院してたんじゃないの?」

「あんなところ逃げてきた」

「どうして?」

「あそこはおかしいぞ」

「おかしい?」

 子吉沢は父親の言っていることが理解できなかった。

「昨日の夜だよ。変なことが起こったんだよ」

「変なこと?」

「夜中の二時に病院の窓から人が入ってきたんだよ」

「何で窓から?」

「病室は三階だぞ。よじ登ってきたんだ」

「それで?」