「…ならいいけど」





きっとアカネは嘘だってわかってる。
でも、あえて突っ込んで詮索してこない事はありがたかった。






傷をえぐらないで。
もう何も聞かないで。







言わなくても感じ取ってくれるアカネは、さすが親友だ。