顔がなくよくわからないが あの服装は紫音だ。 積もった雪の中に 紫音と懐中電灯が埋まる。 紫音の首から出た血が 真っ白な雪を赤く染めていった。 遠くを見ると飛んだ首が... 目を見開いて もう意識はない。 一瞬のことで 俺と直樹は何が起きたのかわからなかった。 ただ身体を小刻みに揺らし、 死体から目を離せない。 これで3人も死んでしまった。 老夫婦は 鎌に付いた血をぺろぺろと舐めて 狂ったように笑っていた。