「なんて‥残酷なんだ…」 紫音が声を震わしながら言った。 こういう、 グロテスクなのは 映画や小説、漫画などでしか 見たことはない。 あれは 実在しないから面白く見れるのだ。 それが 現実に起こっては 現実逃避したくなってしまう。 「残酷だと? 俺は 死体を焼く手間を省いてやったんだ」 自分は何も言い返せなかった。 つまり、 俺も残酷な人間なのか… 別に相槌を打ったわけではない。 ただ、 この男相当イカれてるな、と思っただけ。 それで何も言い返せなかった。