「あっ!?」
そんなのんきに走っていた俺の目には、あの女の姿が飛び込んできた。
「あ、こんにちはっ」
「お、おう。ちゃっす」
バカか俺。
なんか敬礼しちゃった。
「あはっ・・・変なの」
笑われたし。
「この道が好きなんだね。いつも最後まで残って走ってるし」
「ん、まあな。ってか、なんで知ってんの?最後までいること」
「私も好きだから。みんなより長くここにいたいなって思ってたのに、貴方だけには負けてたなぁ」
「ははっ、それは譲れねーな!」
彼女はふふふ、と笑ってから自分の白いワゴンに目をうつした。
「私、車はあんまり好きじゃなかったんだけど・・・中学時代の友達から影響受けたんだ。そしたらドツボにハマっちゃって」
「そうそう!俺もそうだった。っつっても、興味持ち始めたのは結構前からだけどな」
「へえ。いつからなの?」
「高校ん時。そろそろ趣味探さねぇとなぁ~的な感じでこんなんなった」
「趣味探したかったの?」
「だって、趣味何?って聞かれてないっていうのヤじゃん?」
それから何分...いや、何時間か女と和気藹藹と話した。
初めから共通の話題を持っていたし、時々放つ冗談が可愛らしかった。
そしてたくさん笑った頃...
そんなのんきに走っていた俺の目には、あの女の姿が飛び込んできた。
「あ、こんにちはっ」
「お、おう。ちゃっす」
バカか俺。
なんか敬礼しちゃった。
「あはっ・・・変なの」
笑われたし。
「この道が好きなんだね。いつも最後まで残って走ってるし」
「ん、まあな。ってか、なんで知ってんの?最後までいること」
「私も好きだから。みんなより長くここにいたいなって思ってたのに、貴方だけには負けてたなぁ」
「ははっ、それは譲れねーな!」
彼女はふふふ、と笑ってから自分の白いワゴンに目をうつした。
「私、車はあんまり好きじゃなかったんだけど・・・中学時代の友達から影響受けたんだ。そしたらドツボにハマっちゃって」
「そうそう!俺もそうだった。っつっても、興味持ち始めたのは結構前からだけどな」
「へえ。いつからなの?」
「高校ん時。そろそろ趣味探さねぇとなぁ~的な感じでこんなんなった」
「趣味探したかったの?」
「だって、趣味何?って聞かれてないっていうのヤじゃん?」
それから何分...いや、何時間か女と和気藹藹と話した。
初めから共通の話題を持っていたし、時々放つ冗談が可愛らしかった。
そしてたくさん笑った頃...



