この時の自分は甘すぎた。 涼への〝好き〟という気持ちは簡単に取り消せれると思ってた。 だけど違った。 恋は見つけたら、見逃すことはできないんだ。 中2、中3となるにつれて、私の想いはどんどん増していった。 私はわかった。 この気持ちは取り消すことが出来ないと。 だから、この気持ちは誰にも言わずに私一人でケリをつける。 私はそう心に誓ったんだ。 ――――――――― ―――――― ―――