「猿は嫌でしょ。…女の子だもんね」 涼がそう言って笑った。 『…じゃぁ、あの小さい可愛い猿』 「猿からは離れないんだ…」 『いいじゃん!可愛いじゃん!!小さい猿!!』 名前は思い出せないけどねッッ。 「ハハッ。つくづく思うけど、爽ってバカだよな~」 『……夏樹は黒いチータだ』 「おーけーおーけー。カッコいいじゃん!!」 チッ… やっぱゴリラにしとけばよかったか? 「ってかそうゆう爽は、ライオンだよな!!」