「…………」 『…………』 …昔もよく、こんな感じで無言になったよね。 「…爽?」 『へ?』 あたしの名前を呼んだのは、秀治君ではなく…… 『涼!?』 涼だった。 「…あー……爽の元カレ…」 そう言って秀治君を指差した。 「あ、どうも」 『なんで涼がここに!?』 「自動販売機でジュース買ってこいって…。夏樹とみちるが…」 あんたはパシリかッッ。