私にとっては、「うざやか」だけど。
「説明も何も、もう私この学校やめますから!」
声が響く。虚しい空間に。
私はこの空間に居たくないし、信じたくないのだ。
「それは無理だ。お前が居なくなれば、この学園は潰れる。」
冷たく志藤君が言い放った。
「…なんで…?どうして私なのよ…」
力無く崩れた。
「ぁ…」
視界が歪む。そして私の意識は薄れていった…