「・・・・・・・・・チッ、わかったよ。」



「よかった。私ね、そこで食べたいケーキ、もう、決めてるんだよ。」



「何のケーキなんだよ?」



「それはね・・・・・」



リョウとアヤは、そんな会話をしながら、仲良く腕を組んで、暗くなって明かりの灯った街へと消えていった。