「ほ〜ら、言ったじゃない。一波乱があるって」


「まさか本当に起こるとは思わないじゃん」



今、アタシと理香はいつものバーに来ている。



最近あった健ちゃんとの事と、廉さんとの事を理香に話した。



「でもあの健ちゃんがそんな事するとはね〜。今まで変な女の影とかなかった訳?」


「わかんなかったからこうなったんじゃん」


「そっか。それであのイケメンとね〜。面白くなってきたじゃない」


「あのね〜」



理香は何やら1人で楽しんじゃってるし。



アタシはそれどころじゃないんだけど。



「明日健ちゃんと会うんだ。とことん追求してやんな」


「うん…」




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