「まぁ、でも今俺といる時点で彼氏に強く言えないか」 そうなんだよ。 浮気してたけど、まだ健ちゃんと別れた訳じゃない。 それに自分の誕生日に別の男の人と一緒にいるなんて。 「でもこのままじゃダメなんで、ちゃんと話はします。廉さんは気にしないでくださいね。アタシが好きでここに来たんですから」 頷いた廉さんはグラスに残っていたお酒を一気に飲み干し、席を立った。 「彼氏にかけ直してみ?」 そう言って、トイレの方へと歩いていった。 アタシはその間に健ちゃんに電話をかけた。 .