いつもと変わらない態度で廉さんはテレビを見てるけど、内心アタシの心臓は緊張でバクバク。 明日の朝まで平常でいられるだろうか。 「そろそろメシだな。隼人たち呼んでくるわ」 言って、部屋を出ていったけど、隣の部屋だから3人はすぐに来て、少しテーブルの上を片付けて夕食が来るのを待っていた。 それから少しして、仲居さんが夕食を運んでくれた。 「じゃ、乾杯でもする?」 この隼人さんの掛け声で、小さな宴会が始まった。 .