「はぁ…」 アパートに着き、床にベタッと座った。 ここまで送ってもらい、いつものように 『また明日な』 って言われたけど、明日からどんな顔をして会えばいいのかわからない。 なんで廉さんは手なんか繋いでくれたんだろう。 もしかしてアタシの想い、伝わっちゃったのかな…。 よくわかんないや。 でも少しは前進できたよね? ねぇ、廉さん…。 .