クラス表がはってある場所には大勢の人がいて背が低い美姫には見れなかった。 「美姫ちっちゃいから見えないね!笑しかたないから見てきてあげるよ。」 「あっ…ありがとう。」 美紅って結構ズバって言うな~。まっ、なにげに優しいけど。 まだ数分しか一緒にいないのに美紅のことが何となくわかった気がした。 「君ってさっき雄介といた子?」 昇降口で座っていた美姫は声をかけられて顔を上げた。 目の前にはチャラそうな男が2人。 「妹なんだって??」